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「 磁性砂柄 」

砂鉄、樹脂

pis.コエダ 小林
2024. 02.05 .Mon

東京にきて地面っぽい地面をちゃんと踏む機会が少なくなっている気がしたので触ろうと砂に触れようと思いました。

 

砂鉄と磁石は、その独特な物理的特性により、古くから教育、工業、伝統技術など様々な分野で利用されてきました。

砂鉄は、磁石に引き付けられる特性を持ち、身近な場所での収集が可能です。これは、砂場や公園、川辺などで簡単に見つけることができ、磁力線の観察や教育的な実験に使われています。

また、砂鉄は平面表現の材料としても興味深い可能性を秘めており、美術やデザインの分野で新しい表現方法としての探求が可能です。

工業の分野においては、砂鉄は鉄やチタンなどの金属含有物を含む強磁性成分を持ち、特に日本刀の製造において、たたら製鉄に使用される重要な材料となっています。

このたたら製鉄では、「真砂砂鉄」と「赤目砂鉄」という二つの種類が使われ、それぞれ異なる特性を持っています。

真砂砂鉄は粒が大きく黒みを帯び、不純物が少ないのに対し、赤目砂鉄は粒が小さく赤みを帯び、不純物の酸化チタンを多く含んでいます。

これらの特性は、製鉄のプロセスにおいて重要な役割を果たしています。

砂鉄と磁石の特性、そしてその応用の可能性については、平面表現や立体作品など検討の余地があるため、探っていくとさらなる発見や表現の探求につながるかもしれません。

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