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「 くっつく 」

磁石、金属板、ガラス

​pis.コエダ 小林

2023 .03 .06 .Mon

山盛りの段ボール整理中に見つかった磁石に少しハマっているので戯れみ。

僕の中では磁石と言われても所詮、冷蔵庫に貼られた紙を留める役割や小学校の授業で使った先っちょが赤い砂鉄集めマシーンとしての磁石の記憶しかないが

とにかく何でもくっつくかやってみたくなる魔法の道具なのは間違いない。

なんとその磁石に球型があると言うことで触ってみた。

小学生の頃の理科の授業を思い出しながらS極とN極があることはかろうじてわかったが実際に触ってみると必ず同じ方向、同じ点でくっつくことが何とも不思議。

球型の磁石はほぼほぼ地球なのかも。

金属板の上で転がしてみると思ったよりもしっかりくっつき、磁石に磁石をのせるとなんと2個目まで重力無視の直立することが分かった。

これは重力の問題なのかわからないが3つ目を乗せると倒れてしまった。

ここで言えることはただただくっついているわけではなく、上下方向が決まってくっついている。ような気がする。

この性質からビジュアル表現として方向性が存在する構成を再現し続けられるのではないかと仮説ありけり。

​また、完全な球体でない場合にはさらにおもしろい表現が生まれそう。

3つ以上の球が繋がった場合には両端にはくっつくが、中央にはくっつかない。(小さい磁性素材であればくっつく)

磁性によって形成される造形の魅力は語るまでもなくおもしろいので透明な素材や鏡などと組み合わせることでさらにバグっぽい視覚的なおもしろさを探求してみた。

鏡に映る像との連動を鏡絵の手法を利用すると、無機質な背景が相まって宙に浮いているように見える。
ガラスを挟んで存在する双方が今度はまるで鏡に映る像に見えてしまう。
幾何学形状かつ挟み込むことで自立できる磁石だからこそ磁石の錯覚表現をより強めているのかもしれない。

磁石を主役としない人間の脚としての役割についても少し触れてみたが機能としての側面が強い。

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